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私にはとても近くにいろいろと助言してくれるヤツがいます。

どんな性格のヤツかといいますと、変化を忌み嫌い、
現状維持を求めることが大好きな石橋をたたいても
渡らないようなヤツです。

私が何かをしようとしたときには必ずヤツがでてきて、
「そんな事本当にできるの?」「まだ少し早いんじゃない」
「そんな事をしなくても今のままで何が不満なの?」
「失敗すると笑われるよ」などと言ってきます。

ヤツは大きな変化がおきそうなときには、タイミング良く現れて、
カレなりのアドバイスをたくさん投げかけてきます。

その度に、「確かにそうかもしれへんなー」という気持ちに
なりそうになってきます。

私の読んでいる本ではヤツのことをグレムリンと呼んでいます。

つまり自分の中にいるもう一人の自分のことです。

グレムリンは悪意があっていろんなアドバイスをしてくるのでは
ありません。ただ、現状を守りたいだけなのです。

そんなカレを追い出すことはできません。

そうなるとどのようにお付き合いするのがいいのか?
いい付き合いをしてゆくためには、まず始めにカレの存在を
認めてあげる事が必要です。

足を引っ張っているのはグレムリンであるとわかる事、
知ることはとても大切な事です。

知らないことに対しては恐怖感が付きまとい冷静な判断が
できなくなるからです。

内なる言葉の主が慎重派のグレムリンであるとわかれば、
そんなグレムリンの言葉に対してこんな簡単で単純な質問を
してみるのも効果的かも知れません。

「本当にそう思いますか?」

グレムリンの言葉は表舞台に出てくる事を嫌います。

内なる声のときにその力を発揮するのです。

だからこそ、グレムリンの存在を認めてあげて、
先ほどの質問などで表舞台に引きずり出すのです。

コーチングではクライアントとコーチがクライアントのグレムリンの
存在について話をすることが大切だとされています。

グレムリンの存在を消し去るのではなく、認めてあげた上で、
コーチはグレムリンの声を受け流し、最初の情熱を思い出すことが
できるような視点を変える質問をクライアントに投げかける事が大切です。

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